コンセプトは和菓子の美術館?!『虎之助 とらのすけ』が熊本・新町にオープン!和菓子のニューワールドです
- 2021.08.09
- スイーツ

こんにちは、けんさむです。
上質な熊本のカフェといえば、新町にある「コーヒーギャラリー(珈琲回廊)」が見せる世界観というのは抜きん出たものがありますが、
そのコーヒーギャラリーから100mほど離れたところ、同じ通り沿いに、
謎の新店舗がオープンしました!!
モルタルと漆喰、そしてアルミのような鉄扉に覆われた外観。
外からは中の様子が伺えません。
8月8日(sun)にオープンしたばかりのこちらのお店は、
「虎之助(とらのすけ)」です
コーヒーギャラリーが作り出す新しい和菓子ブランド。
コーヒーギャラリーでは以前から和菓子を注文することができましたが、その和菓子のラインナップを増やして、
全く新しいスタイルの和菓子屋さんがオープンしました。
コンセプトは、
「和菓子の美術館」
いやぁ、おもしろいねぇ
和菓子の伝統を継承しつつ、現代の魅せる店舗としてアップデートされた店内・・・
これは必見ですよ。店内はまさにアートの世界です。
「虎之助」驚きの店内、これまでの和菓子屋のイメージをひっくり返したようなコンセプトです
さて、オープンから既に「虎之助 TORANOSUKE」には行列ができています。
こんな感じで、窓もないし、外からは全く何屋さんかわからんし・・・
あるのは控えめに飾られた黒い看板のみです。
店内が気になりますね
気になるなぁ
いきますよ・・・
オーーーーーープン!!!
お?
おお?
訪れてきたお店は900店舗以上、百戦錬磨のハイパーフードメディアクリエイター(自称)の僕も一瞬、思考回路がショートして目が点になりました。
壮大な宇宙のようなBGMが流れ、ライトアップされたいくつかのディスプレイ・・・
これは一体・・・
漆黒に浮かびしコスモかな?
竹炭を使った色鮮やかなフルーツ大福がメインの「虎之助」
さて、商品について詳しく見ていきますよ〜
まず目に止まったのは謎の果物ボール・・・
ではなく、
フルーツ大福です
色鮮やかな旬の果物を丸々1つ分使った大福たち。
キウイ・いちじく・みかん・いちご、などなど
外側に見えているお餅部分が黒くなっていて、ここに竹炭が練り込まれています。
白い部分は「こし餡」です。
1個あたり500円前後する大福もあるので、価格はかなり高めですが、
話題性は抜群なので、手土産にいかがでしょうか。
珈琲回廊で好評だった「おはぎ」なども継続して販売されています。
あとは羊羹をサブレでサンドした「羊羹サンド」
これも「ようかん」の新しい食べ方としての提案でおもしろいじゃないですか。
店内には本当に何も装飾がなくて、和菓子だけが浮かび上がっています
気軽に買える値段じゃないけど、「アート作品」としての消費という新しい消費体験ができます
さて、僕もいくつか購入してきました。
ここでも虎之助らしい「仕掛け」があるんですが、中に紐のようなものが付属していて、
こうやって、
大福の断面を美しくカットする方法が説明されています。
こんなにキレイにカットできた
他の大福たちもこの通り。
果汁がジューシーに輝いています。
うまい!
さすがシャインマスカット。
いちじくはプチプチ感が良いですねぇ。
そして白あんの滑らかさも特筆するものがあります。
竹炭入りの求肥(ぎゅうひ)も柔らかい口溶けで美味い。
浅煎りの豆で淹れたアイスコーヒーとも良く合います。
夏はやっぱりシトラスなアイスコーヒーが美味いですよね。
ようかんを豪快にサンドした羊羹サンド。
クッキー生地はバターが濃厚に香ってきて美味い。
羊羹のツルッとした舌触りが、新しいクッキーサンド体験をもたらしてくれます。
こっちもうまい。
虎之助、これはおもしろいお店が誕生しました。
加藤清正の幼少時代の名前が「虎之助」だったことからこの店名にしたそうです。
もちろん、店内の「黒」やパッケージの「黒」、求肥の「黒」は全て熊本城からインスパイアされたものです。
全く新しい和菓子の姿を見せてくれる「虎之助 TORANOSUKE」
お値段はちょっぴり高めですが、一見の価値ありです。
店内に入れる人数に限りがあるので、しばらくは混み合うことが予想されます。時間に余裕を持ってお出かけくださいませ。
珈琲回廊に行くついでにでも、ぜひ立ち寄ってみてください♪
おすすめです!
店名 | 虎之助 |
ヨミ | トラノスケ |
住所 | 熊本県熊本市中央区呉服町1-46 |
営業時間 | 11:00~18:00 (完売次第閉店) |
定休日 | 無 |
駐車場 | 無 |