熊本グルメの名物はこれだ!肉・魚・野菜すべてが揃う熊本のおすすめグルメをまとめました
- 2024.06.27
- グルメ

こんにちは、けんさむです。
熊本のグルメといえば真っ先に馬刺しを思い浮かべる方が多いと思いますが、
熊本は海(天草)・山(阿蘇)・川(白川や球磨川)とその自然豊かな大地が育んだ素晴らしい食材の数々とグルメに囲まれています。
今回は熊本歴10年のブロガーである僕が、
熊本は初めて行くよー!という方向けに、熊本のおすすめグルメ情報をご紹介したいと思います。
これを読んでいただければリアルな熊本を感じていただけると思います。
熊本グルメの代表格「馬刺し」と「馬肉料理」
さて、熊本グルメを語る上でまず欠かせないのが「馬刺し」と「馬肉料理」です。
熊本市中心部の居酒屋に行けば、ほとんどのお店のメニューに郷土料理として馬刺しがラインナップされています。
ちなみに、熊本でこれほど馬刺しが食べられるようになったのは、加藤清正の頃からと言われています。
熊本藩の初代藩主である加藤清正が朝鮮出兵した際に、朝鮮半島で食料がなくなり、しかたなく軍馬を食べたところ、大変美味しかったので帰国後も馬刺しや馬肉を好んで食べたというのが始まりといわれています。(農林水産省HP参照)
そんな馬刺しには、たくさんの部位があって、なんと言っても僕のおすすめは「馬ヒモ」です。(炙ってあるとさらに最高です)
馬ヒモは馬肉のカルビと言われておりまして、非常に旨味が詰まっていて一度食べるともう馬ヒモばかり注文してしまうくらいクセになります。
そして熊本で馬刺しと同じくらいソウルフードとして親しまれているのが、
かつ美食堂の「ホルモン味噌煮込み」です。
熊本ではホルモン味噌煮込みと白飯とお味噌汁をお昼ご飯に食べます。
この味噌がまた美味しくて・・・。ぜひ地元のソウルフード「ホルモン味噌煮込み」もメモしておいてくださいませ。
もはや馬刺しと並ぶ熊本名物「あか牛丼」と「あか牛グルメ」
続いてもお肉繋がりで熊本の「あか牛」をご紹介します。
これまた観光ガイドや雑誌に必ずメインとして扱われているあか牛丼ですが、
阿蘇・内牧(うちのまき)にある「いまきん食堂」がその中心地になります。
阿蘇地域の広大な草原で放牧されて育つあか牛は、赤身が多く、その柔らかな肉質は食べる全ての人を魅了します。
あか牛は特別な牛肉として熊本でも認知されており、ハンバーグやステーキなど、熊本各所で様々な料理を楽しむことができます。
野菜の旨味をギュッと詰め込んだ「だご汁」と「高菜めし」
これまた熊本の郷土料理として親しまれているのが「だご汁」と「高菜めし」です。
だご汁は「すいとん」のようなお料理で、モチモチとした団子とうどんの中間のような「だご」がメインに入った汁物になります。
ところが、熊本のだご汁は汁物の域を超えて、メイン料理として食べるのが一般的であり、だご汁だけでもお腹いっぱいになるボリュームがあります。
そしてだご汁と一緒に合わせるのが「高菜めし」になります。
熊本の阿蘇で有名な高菜ですが、それをご飯と一緒に炒めて焼飯のようにして食べるのが高菜めしです。
進化する熊本の焼鳥と、熊本の地鶏・天草大王
熊本県内には美味しい焼鳥屋さんが多数存在しており、昔ながらの炭火焼きにこだわったお店をはじめ、
最近ではナチュラルワインと合わせてよりカジュアルに焼き鳥を楽しめるお店や、熊本のブランド鶏を扱うお店も増えてきています。
熊本は鹿児島・宮崎に次ぐ九州3位の鶏肉生産量を誇り、
天草地方を中心に育てられている地鶏「天草大王(あまくさだいおう)」や「肥後赤鶏」などのブランド鶏の生産も盛んで、
こうした新鮮な鶏肉と、受け継がれる伝統の串打ちで焼鳥文化が発達しています。
伝統と革新の熊本ラーメン
旅をする上でやはり欠かせないのが全国各地のご当地ラーメンだと思います。
熊本ラーメンは黒マー油といわれる、焦がしにんにく油が乗ったラーメンが一般的ですが、
最近では豚骨から非とんこつ系、ラーメンからつけ麺まであらゆるバリエーションのラーメンが熊本にも誕生してきています。
このあたりは当ブログでも随時追いかけて発信しておりますので、
ラーメンまとめページをぜひご覧いただければと思います。
熊本のラーメン最新事情も非常に面白くなってきています。
熊本が誇るB級グルメ「ちょぼ焼き」
大きく薄く広げた生地に、肉や野菜、玉子に麺、たくあん等を入れて焼き上げる熊本のB級グルメ「ちょぼ焼き」
もちもちの食感と、さっぱりしたソースに麺が絡む味わいはまさに県民の味。安くてお腹いっぱいになれます。
元々は駄菓子屋さんで始まったおやつ感覚の料理だったようで、今でもその伝統を受け継ぐお店が熊本各地に存在します。
僕のイチオシは田崎市場内にある「末広(すえひろ)」と、中心街近くにある「松本家」です。
天草の海の幸を結集した「海鮮丼」
熊本は全国的には阿蘇のイメージが強いのか、緑豊かな山のイメージを持つ方が多いと思いますが、
実はそれと同じくらい素晴らしいのが天草(あまくさ)の海なんです。
天草四郎の島原の乱なんかで天草の名を耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、
熊本の海の幸を語るには天草は欠かせません
熊本県内にはこの天草で穫れる鮮度抜群の鮮魚が良心的な価格で流通しており、
魚種も豊富な天草の海が近い熊本には、美味しいお寿司屋さんが数多く存在することでも知られています。
天草や上天草は夕日が綺麗なドライブスポットとしても有名ですので、ぜひお車でもお楽しみください。
熊本の夜を彩る「夜の〆スイーツ」たち
熊本には伝説の「シュマンダンフィニ」という夜からしか開いてないケーキ屋さんがありまして、
ケーキBAR的な感じで、皆さん〆のスイーツを楽しんで帰る文化が少しだけあったんですが、
最近では熊本の有名ケーキ店「シェ・タニ」が夜のケーキ屋さんを街中にオープンさせるなど、
〆のスイーツ文化が少しずつ広まりつつあります。
旬のフルーツをふんだんに使ったパフェが人気の「カフェ・ナナセキ」など、
甘いものが大好きな熊本県民に愛される憩いの場も要注目です。
熊本グルメに「ちくわサラダ」「からし蓮根」「いきなり団子」は外せない!
熊本の人はみんなこれを食べて育ったというお弁当のヒライの「ちくわサラダ」
ちくわの中にポテサラが入っていて、それを磯辺揚げのような食感に揚げたのがちくわサラダです。
県内各所に点在する「お弁当のヒライ」で購入することができます(熊本駅でも販売されています!)
「からし蓮根」や「いきなり団子」も熊本のグルメを語る上では欠かせない存在で、
辛子の辛さ加減がどうだとか、いきなり団子の生地の食感がどうとか、人によってそれぞれ趣味嗜好が異なるのも面白いポイント。
「勝烈亭」という特殊な県民愛しのとんかつ屋さん
ここまでジャンルごとに熊本のグルメをご紹介してきたはずなんですが、
なんとここにきて突然の個店!!
しかし、熊本のグルメを語る上で「勝烈亭」というのはですね、
もはやジャンルの1つだと僕は思うんですね(鼻息ブンブン)
熊本県民が愛して止まない至高のとんかつ専門店「勝烈亭」
食べログのとんかつ百名店2024にも選ばれる名店です。
ここの上ロースカツ定食を食べれば全てのとんかつの歴史が塗り替えられるのではないでしょうか。
ぜひ熊本観光の際には、勝烈亭も覚えておいていただければと思います。
熊本が誇る野菜やフルーツ、車海老なども必見です
さて、最後にご紹介したいのは、農業王国・熊本が誇る美味しい野菜やフルーツたちです。
熊本の塩トマトや赤茄子、スイカやメロンに、不知火やデコポンなどの柑橘類。
さらに県北で育てられる和栗も全国2位の生産量を誇ります。
天草の車海老もお土産なんかに良いのではないでしょうか。
綺麗な熊本の地下水で育った農産物やお米は熊本のグルメを司る全ての源だと僕は思います。
道の駅や空港・駅などでも熊本の野菜やフルーツが手に入りますので、
帰りのスーツケースに余裕があればぜひとも買って帰っていただければ旅の良い思い出になるのではないかと思います。
熊本駅で買えるおすすめのお土産品をまとめた記事も書いていますので、
ぜひ合わせてご覧ください。
それでは良い熊本トリップを!
皆様のお越しをお待ちしております♪