150年続く高級料亭「おく村」が作る焼きそばUFO?!角打ちUFOとは一体
- 2019.03.19
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      こんにちは、けんさむです。
みなさんは料亭って行ったことありますか?
そうです、政治家がお店前にタクシーを着けてお忍びで潜り込んでいくようなあの場所です。
僕は恥ずかしながらそういうお店には縁がなくて、あまり行った記憶もないんですが、今回は熊本で150年続くという高級料亭になんと絶品の焼きそばUFOが存在するという、にわかに信じがたい噂を聞いて行ってまいりました。
料亭が作る焼きそばUFOとは?!
とっても気になるでしょう。これが噂によるとめちゃくちゃ美味いらしいんですよ。
ご紹介するのはこちら、

日本料理「おく村」です。
150年前って言ったら1870年とかですよ。ちょうど明治時代の始まり頃です。
なんと現在は6代目の総料理長です。
そして熊本地震をきっかけに生まれたという常連さんだけが知っている焼きそばUFOを目撃してきたので余すところなくご紹介したいと思います。
さらに、予約制の特別ランチも新しく登場するということで併せてレポートしたいと思います。
6代目総料理長がとってもパンチある方だった

さてさて、やってまいりました日本料理おく村です。
場所は新町の電車通りから1本入ったところにあって、お忍びで通いたくなる隠れ家的な立地です。
せっかくなのでタクシーで登場しようかと思いましたが、チキンな性格なので通常運行のマイカーでやってまいりました。

ご覧ください、このひろーい大広間へ繋がる長い廊下。
自然と歩き方が「すり足」になっちゃいそうじゃないですか。スーって。

そして中を覗いてみるとこの大迫力。
勝手に舞妓さんとかが脳内再生されてしまいそうです。この日もこの大広間ではイベントが開催されていたんですが、格式ある雰囲気バツグンの場所ですから普段から色々な活用のされ方があるそうですよ。
そうこうしてると総料理長がやってきました。
この方が日本料理おく村の6代目です。

ポーズが独特。

これ一番最後に撮らせてもらった写真なんですが、終始ずっとこのポーズ。
初見なのに突っ込みどころ満載。どうしよう。
ちょっと待って、これなんかどっかで見たことあるやつやん・・・なんだっけ。
あ。
もしかして伝説の「チャリで来た。」のポーズ?!
ちょっと〜、6代目〜、
開始早々から高難度のボケ差し込んできますやん〜。

ほらもう、ずっとこのポーズやもん。
チャリで料亭来た。ってか。やかましいわ。

とっても気さくで面白いおく村さん。料亭へのイメージを良い意味で覆していただきました。

そんなおく村さんの胸元には「5ツ星」の刺繍が輝いています。
これはKABと一緒に熊本の食をテーマに情報を発信している取り組みのことで、おく村さんはKABのTV番組やイベントにも多数出演されていて、熊本の美味しいものや文化を後世に伝えていくべく様々な取り組みをされています。

さっそくおく村さんに噂のUFO作ってもらえるか聞いてみたいと思います。
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おくむらさん、今日は料亭でUFOが食べれるって聞いてやってきたんですが。 | 
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あー、常連さんだけよそれ知っとるのは笑 地震があった後にね、うちでご飯を作ってみんなで集まってたのが始まりで、「なんか食べるもんば用意せないけんってなって、UFOば作ったったい」 | 
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地震の時に炊き出しをされてたんですか? | 
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炊き出しってほどのもんでもなかよ。あの時はみんなどこかに話し相手とか繋がりを探しとったけん、みんなが自然とここに集まって一緒にご飯食べたり喋ったりしとったとよ。 | 
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その時にちょうどUFOがあったけん、それをアテに厨房の中で角打ちみたいにして飲んどったつたい。だけんみんな「角打ちUFO」て名前つけて常連だけのメニューみたいになったのが始まりよ。 | 
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角打ちUFO!めっちゃキャッチーで素敵ですねぇ。さっそくじゃあお願いします総長!間違った!総料理長! | 
※おく村さんのUFOはプライベートのみでの扱いなのでお店ではもちろん食べることはできません。

そげん大したもんじゃなか、と言いつつもスムーズな流れでUFO作成に移ってくれました。料亭の厨房にUFOがあります。いいですねぇ。

まずはキャベツを切っていくおく村さん。
「UFOはリスペクトしてるけど、そこにちょっとだけ足りないって俺が思うものを足していく」とラッパーみたいなこと言い出すもんだから焦ってメモしました。

リスペクトしてるゆえか、通常のUFOは一通り作っていくそうです。もちろんソースもふりかけも全て使います。

さぁ、そして鍋には大きめにカットされたネギ、

えのき、キャベツが加わって、さっと炒めていくようです。

ここでなんと秘伝の「何か」が加えられています。レシピは非公開ということなので皆さんの想像にお任せしたいと思います。

そしてこちらは通常の作り方通りに作られたUFOです。

そこに炒めた野菜たちを追加していくわけですね〜なるほど。
たしかにUFOに入ってるキャベツって考えてみるとシナシナですもんね。僕たちにとってはUFOはそういうもんなんだ、って受け入れていましたが、総料理長の手にかかると「足りないもの」を足していくという作業が加わるわけですねぇ。

さらにこれも秘密らしいんですが、何やら怪しげなオリジナルのソースも最後に加わっていました。
UFOとおく村のダブルソースの完成です。

そしてこれを大皿にザザっと移していって、

最後に紅生姜をたっぷり添えて、

角打ちUFOの完成です。
やばい、おく村さんの表情がまたあれを繰り出す時の顔になってきてるんじゃないか?

ああ良かった今度は笑顔だった。
ヒヤヒヤしますよ。危ねぇ危ねぇ。

というわけで角打ちUFOを実食だ!

おおおおお なにこれ
めっちゃ辛い!辛うまいやつ。

そうです、おく村さんが加えていたものは辛くてスパイシーに仕上げるための何かだったんですねぇ。これがけっこう辛い。子供には食べれないくらいに辛いですが、それがクセになる美味さなんです。
そしてキャベツなどの野菜が加わることでUFOが格段にパワーアップしてます。なんなら麺の舌触りさえ変化しているように思います。
さすが料理長。UFOの良さを活かしつつ、他では真似できない味に仕上げています。
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UFOに足りないものってそういうことでしたか、おく村さん。うまいです。天晴。 | 
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ハハハッ。そうだろ。みんなこれが好きでいつも作ってくれって言われるとやけどお店では出してないつたいね。 | 
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さすがに出せないですもんね笑 でも面白い作り方教えていただいたので楽しかったです。きっと皆さんのUFO作りの参考にもなりますよ。 | 
日本料理おく村では特別な「鯛茶漬けランチ」がスタートしました

さて、角打ちUFOで盛り上がったところで、次は新登場のランチメニューをいただきたいと思います。
おく村ではランチは基本的に予約制で2,500円〜の「お膳メニュー」が中心なんだそうですが、今回新しい取り組みとして要予約で「鯛茶漬け(1,500円税込)」が新登場しました。

天草の新鮮な鯛を特製のタレで漬け込んで、そこに秘伝の出汁をかけていただきます。

こちらは彩り用の水前寺のり。

そこにわさびを添えてサササッといただきます。

ダシが効いていて最高です。鯛の身もギュッと締まっていて歯ごたえがあります。

さすがは伝統ある料亭の上品な味わい。この出汁だけでも染み渡るような奥深さがあります。

「茶漬けなのでズズズッと一気にすすって食べてください」とおく村さん。

ご飯はおかわりもできますので、料亭とはいえども豪快に行っちゃいましょう。

他にもこれまた上品な味付けの炊き合わせや、

小鉢が一皿ついてきて(この日は白子)、

デザートも付いてきます。

ぜひこちらも優雅なお昼に試してみてください。これまでよりも気軽に料亭に行けるチャンスです。

というわけで初っ端からぶっ飛ばし気味のおく村さんに終始和ませていただきました。
なかなか普段は高級料亭には行けませんから、新しい世界を垣間見たようで僕もまた大人への階段を登ったんだなぁと焼きそばUFOと共に振り返っております。

熊本の伝統ある技と美味いものが詰まった日本料理「おく村」、みなさんもぜひランチ予約(096-352-8101)して行ってみてくださいね♪
通い詰めたら角打ちUFOも食べれる日が来るかもしれませんよ。ぜひお試しあれ〜♪
それではまた!
| 店名 | 日本料理おく村 | 
| ヨミ | ニホンリョウリオクムラ | 
| 住所 | 熊本県熊本市中央区新町1-1-8 | 
| 営業時間 | 11:00~15:00、17:00〜22:00 | 
| 定休日 | 不定休 | 
| 駐車場 | あり(6台) | 
	
          

		  	        
	      
			  		    	        
			  		    	        
			  		    	        
              
              
              
              
              
              
              
                                    
                                    
                                    
                                    
                                    
