儲かってなさそうなのに40年も続く「八丁堀うどん」に隠された驚きの秘密とは？！

こんにちは、けんさむです。

いきなりですがみなさん、

こちらのうどん屋さんをご存知でしょうか・・・

「八丁堀うどん」

中央区神水(くわみず)にあるうどん屋さんで、今回は読者の方から教えていただいて行ってきました。

ところが、店内に入るとカウンター席が5席のみ。

おっちゃんが一人で運営されていて、明らかにお客さんの気配や活気はありません。

話を聞いてみるとこの場所で40年以上も営業されているそうです。

「まさか・・・この儲かってなさそうな感じで・・・？」

なんて失礼ながら思いきや、

そこには意外な事実が潜んでいました。

実はこちらの八丁堀うどんは”とあるもの”で人気のお店だったんです。

さっそくご紹介しましょう。これはおすすめですよ。

中央区神水で40年愛され続ける「八丁堀うどん」

さて、やってきました八丁堀うどん。

場所は熊本商業高校からすぐの場所で、駐車場もお店の横にあります。

1歩店内に入って思いました・・・

「これは引き返したほうがいいかもしれない」と。

客席はカウンターの5席のみ。先客はいません。

ただ、せっかく読者さんからオススメしてもらったので、意を決して席に着いてみました。

メニューはこんな感じ。

・ざるうどん（400円）

・冷し山かけ（500円）

・海老天うどん（480円）

・鍋焼きうどん（480円）

・肉うどん（430円）

・ごぼう天うどん（400円）

などなど。

どのうどんも500円以下でリーズナブルじゃありませんか。

こちらが店主。お店はお一人で営業されています。

最初は「こげんか店ば撮らんばい」と、取材NGの空気が漂っていたんですが、話をするうちに段々と打ち解けてきまして、色んな話を聞かせてもらいました。

冒頭でも触れましたが、八丁堀うどんはこの場所でなんと40年以上も営業を続けているそうなんです。

以前までは同じ敷地内にある製麺所でうどんの麺を作って卸をしたりもされていたそうですが、現在はこのお店と出前のみです。

現在でも、もちろんうどんの麺は自家製でご主人が打ってらっしゃいます。

手慣れた手付きでおっちゃんが作ってくれたのは「肉うどん(430円)」

太めの平打ち麺で、僕好みのうどんです。

失礼ながら、想定よりも美味しそうなうどんが出てきたのでびっくりしちゃいました。

いいじゃないですか。これで430円。さすがは老舗価格です。

麺は柔らかめのコシ無しタイプ。

讃岐うどんに代表される「コシが強い麺」が好きだという方も、たまにはこういう柔らかめのうどんはいかがでしょうか。

また違った良さがありますよねぇ。

ダシも甘めの味付けで美味しい。肉にも良く味が染みてます。

いやいや、これは八丁堀うどん美味しいです。

そしてこのあたりで店主が気になることを口にしたんです。

八丁堀うどんが40年も続いてる理由は「うどんじゃなかった」

「どうしてこんなうどん屋が40年も続いてるか不思議だろ？ガハハハ」と店主。

まさか、これは地雷か・・・？なんて深読みしていると、店主がおもむろに教えてくれたんです。

「うちの秘密兵器はこれだ」と。

デデーン

なんだかわかりますか？

そうです。だご汁の「ダゴ」です。

今一度お店の外を確かめてみると、

「だご汁用の生だんごあります」の文字が書いてあるじゃありませんか。

そうなんです。こちらの八丁堀うどん、実はだご汁用の団子で人気のお店だったんです。

多い時は1日に300個以上売れるというダゴは一袋まさかの110円(税込)

2袋あれば鍋いっぱいにダゴを散らせる量です。

というわけで家に帰ってだご汁を作ってみることに。

ニョキニョキっと手で伸ばして、

鍋の中に入れていくだけです。

手で触った感じは思ってたよりも硬めの印象。

こんな感じでうどんみたいに伸ばしても美味しいですよね。

というわけで完成しました「だご汁」

ダゴを食べてみて驚きました。

「ツルツル＆もちもち食感でガチうまい」

これには正直驚きました。本当にうまいですここの団子。

まるでお餅のように表面がツルツルで、中はもちもち。

喉ごしまで抜群にうまい団子です。

これはまじでオススメです。

一袋110円。

いつものお味噌汁に加えてもいいかもしれません。

おっちゃんが「うちのダゴを食べると他のはもう食べれん」と豪語していましたが、その自信は本物でした。

みなさんぜひ！八丁堀うどん行ってみてください。

ちなみに営業は11時〜13時までという超短い営業時間ですが、営業時間外でも残っていればダゴなど用意してもらえるようです。

ぜひ事前に電話(096-381-3454)して行ってみてくださいね♪

絶品のだごお試しあれ〜