【天満屋】高いんだけどまた食べたくなる「特別なタルト」が熊本・不知火町にあります
- 2024.10.28
- スイーツ

こんにちは、けんさむです。
モノの価値やお金の価値ってのは不思議なもので、
普段、近所のスーパーと家ばかりの往復になってしまうと「高いか・安いか」の判断だけになってしまって、そこに新鮮味はなくなっていきます。
例えば1カット1,400円のケーキがあったとして、誰しもがまずは反射的に拒否反応を起こすはずです。
シャトレーゼに行けば400円のケーキが3つ分、それにシュークリームまでおまけで付いてくる値段ですから至極当然の反応です。
ところが、シャトレーゼのケーキを家で食べるという日常の1コマは、わざわざ誰かに喋る体験かといえばそうではありません。
その点、今回ご紹介する不知火町のタルト屋さんというのは、
人生でそう何度も体験するようなものではない分、
きっと記憶に残っていくタルトだと思います
くだもの農家さん直営、130年の建物で食べる「果実のタルト 天満屋」
早く誰かに喋りたいなと思って今から爆裂ブーストモードで書いていきますので宜しくお願いします。
熊本の宇城市にスイーツロードが生まれつつあるのをご存知でしょうか
というわけで、今回は熊本の宇城市・不知火(しらぬい)町にやってきました。
海沿いを天草方面に走っていくと「果実のタルト天満屋」にたどり着きます。
この素敵な白壁の建物が天満屋です
このところ、柑橘王国である不知火町に、
続々とスイーツが美味しいお店がオープンしていて、
スタバがある図書館として有名な「不知火図書館」もあるし、僕の中では最近のホットスポットになりつつあります。
なによりも海が近いっていうこの景色をドライブしているだけで気持ちよくなってきます。
さて、天満屋は御舩果樹園から歩いて3分くらいの距離にあって、ぜひ一緒に楽しんでいただきたいスポットです。
駐車場はお店の横と向かいにあります。
まずは特別な店内をご覧ください
なんと築130年のお醤油屋さんだった建物が使われていて、
当時の樽も残っています。千と千尋に出てくる風呂みたいな大きさですねぇ。
当時の看板や、
番台もそのまま使われていて、そこにアンティークの家具が合わせてあります。
とてもゆったりとした時間が流れるカフェです。
天満屋のメニューはこちら
そしてこちらがメニューになります。
基本的には3種類のタルトが並ぶ感じでしょうか、
「うちやま果樹園」で作られる特別な果物を使ったタルトが季節によって変わっていきます。
コーヒーやソーダもしっかり美味しくて、この歴史ある空間に負けない素晴らしいクオリティです。
黒葡萄のタルトが美味しすぎた
さて、今回はこちらの「黒葡萄のタルト」を選んでみました。
シャインマスカットも美味しそ〜〜
今は太秋柿のタルトが人気のようです。
じゃじゃーん
1カットが非常にデカい
丁寧なお仕事と、
カフェラテのきめ細かい泡。
黒葡萄が美しすぎて、どこからフォークを刺そうかと、
しばらくツンツンして
ええええええいいいいと思いきりいきます
なんじゃこりゃうめええええぇぇぇ
個人的な感想言っていいですか?
僕はキルフェボン超えてるんじゃないかと思います(震声)
葡萄の妖艶な甘さと香り、そこにマスカルポーネベースのふわっとしたベース部分、しっとりと包み込むタルト生地。
アクセントになるのが細かく角切りにされたゼリー状の何か
すべてが一体となって、口の中で1つとして仲間はずれがいません。
カフェラテも美味いし
さらにこちらはお店イチオシの「マイヤーレモンソーダ」
マイヤーレモンって聞いたことがない品種ですが、オレンジとレモンの掛け合わせなんだそうで、
レモンだけど甘みがあるそうです。
さすがは果物農家さんです。
あ、ちなみに、どうして果物農家さんがこんな美しくて美味しいタルトが作れるのかというと、
果物を納品していたとある有名ケーキ店の方にレシピや製法を習いに行って、修行を積んだそうです。
なるほど、良い果物を作っていたら一流のケーキ職人に巡り合ってこのお店が誕生したわけですね〜
というわけで、不知火町に誕生した「天満屋(てんまや)」のタルトをご紹介してまいりました。
ぜひ週末のドライブ先としてご利用ください♪
おすすめです!
店名 | 果実のタルト 天満屋 うちやま果樹園 |
ヨミ | カジツノタルト テンマヤ ウチヤマカジュエン |
住所 | 熊本県宇城市不知火町松合854 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 水曜日、木曜日 ※公式インスタグラムはこちら |
駐車場 | あり |