熊本・天草で作られる幻の「高浜ワイン」をご存知でしょうか。毎年即完する希少なワインです
- 2023.11.23
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こんにちは、けんさむです。
今世界的に日本のお酒が注目されていて、
日本酒やウィスキー、焼酎も高値で取引されていますが、
我らが熊本の天草でも希少なワインが作られてるって知ってますか
熊本ワインが作る「菊鹿ワイン(シャルドネ)」はもはや熊本を代表するワインに成長していますが、
実は天草にもご当地ワインが存在するんですね〜
しかも本数が非常に限られていて、販売すれば毎年予約で即完するという人気ぶりです。
今回はこの「高浜ワイン」をご紹介したいと思います。
2023年新作の高浜ワインは11月26日に購入しに行くこともできます。
天草・高浜にある1本のぶどうの樹から始まった「天草高濱甲州ワイン」
さて、「高浜」ってどこなのか僕もちょっとあまり詳しくないんですが、
天草の本当に先っぽの方なんですね
天草市中心部(本渡)から車でさらに50分ほど、人口わずか1,100人ほどの小さな町です。
しかも人口の50%を65歳以上が占める、いわゆる限界集落と呼ばれる地域・・・
そんな高浜でなぜ今ワインが話題なのかといいますと、
このワインなかなか手に入らないんですよ
実は今年で15年目を迎える高浜ワインなんですが、
高浜の各所で育てられているぶどうの樹になるぶどうをかき集めてワインが作られているんです。
昔は中国から伝わったぶどうの木が高浜にたくさんあったそうですが、
一時は1本残っているかどうかくらいの規模に縮小。
この1本をなんとか増やして、今から15年前にこの「高濱ワイン」プロジェクトが始まったそうです。
地域の方やボランティアの方の力を借りながら、みんなでブドウを丁寧に育てて、
2023年分は、
ようやく1150本のワインが完成しました
この1150本のうち、ほとんどが予約で出ていってしまいますが、
11月26日(日)に天草の高浜にある「山田酒屋」に、
朝から整理券を求めて並んだ人だけが2023年分の高浜ワインを手に入れることができます。
ど、どんだけ入手しづらいんだよ
高濱ワインを手に入れる方法をおさらいしておきますと、
・高浜ぶどうの収穫などのボランティアに参加する←予約券がゲットできる
・一度購入したら次の年の注文書が1枚ゲットできる
・11月26日の山田酒屋(高浜)に朝から並ぶ
・電話予約する(2023年分は受付終了)
のいずれかが必要になります。ネットでの注文や電話注文も受け付けておりません。
「物売るってレベルじゃねぇぞ!」とお怒りの方もいるかもしれませんが、
抽選でもいいからネットで誰でも応募参加できるように2024年分からはしたらどうでしょうか、
とだけ運営の方にお伝えさせていただきましたのでお収めください。
でもこのアナログ感が逆にワイン好きの心を掴んで離さないのかもしれません。
2023年の高浜ワインを飲んできたのでレポートしたいと思います
さぁ、というわけで僕の目の前には光り輝く天草の美味しい食材たちと、
2023年新作の「天草高濱甲州ワイン」が鎮座しています。
幻のワインは一体どんな味わいなのでしょうか
いただきます!!
わぁぁすっきり番長
優しい味わいといいますか、非常にマイルドでグビグビいっちゃいますねぇ。
「甲州ワイン」と呼ばれる種類のワインは、日本特有の甲州ブドウをルーツに持ち、
そのすっきりとした飲み味で食事と合わせていただく「食中酒」に適していると言われています。
今日は天草の美味しいお魚と合わせていただくんですが、
上品なブドウの甘みで新鮮なお魚をコーティングしてくれて、魚の美味しさを引き立てますね〜
高浜でとれた魚と高浜ワインをいただくという贅沢です。
あ、そうだ忘れてました・・・!
実はもう1つだけ高浜ワインを飲む方法がありまして、
天草市内にある「ホテルアレグリアガーデンズ天草」「五足のくつ」などでも期間限定で楽しめるそうです
というわけで、今回は「天草高濱甲州ワイン」をご紹介してまいりました。
気になった方はちょっと遠いですが、高浜まで買いに行ってみてください。
高浜ぶどうを一緒に育ててくれるボランティアの方も随時募集中とのことですので、
詳しくは高浜ブドウのWebサイトにて問い合わせみてください♪