熊本を訪れた人が吸い込まれていく「長崎次郎喫茶室」の魅力をご紹介します
- 2024.10.08
- グルメ

こんにちは、けんさむです。
1874年創業の長崎次郎書店は熊本で最も古い本屋さんの1つとして知られています。
2024年の6月いっぱいで1Fの書店は休業となってしまいましたが、
2Fの「長崎次郎喫茶室」は連日たくさんのお客さんで賑わいます
1924年の大正時代に建築された建物でいただくコーヒーと昔懐かしい食事メニューは格別の体験。
この素晴らしい空間はこれからも熊本を代表する喫茶店として語り継がれていくはずです。
どこを撮ってもノスタルジック。「長崎次郎喫茶室」で感じる古の熊本
というわけで、やってきましたのは熊本・新町です。
石畳の上を熊本市電が走り、昔ながらの景色がまだうっすらと残る新町・古町エリアの景色はやはり特別なものがあります。
国の登録有形文化財に指定されていて、大正13年から現存するのが「長崎次郎喫茶室」の建物になります。
10年前にリニューアルをしたそうで、店内は昔ながらの雰囲気を残しながらも、非常に清潔感があります。
駐車場はありませんが、周辺のタイムズ9箇所が提携駐車場になっていて、
2,200円以上のお食事で100円分の駐車券がもらえます。
店内の様子はこんな感じです。
想像していたよりも天井が高く抜けていて開放感があります。
窓枠の装飾や、全体的に丸みを帯びた造形にレトロなランプ。
随所に輝く家具や木材の照りとかたまらんですねぇぇ。
明治と昭和を繋ぐ、たったの15年しかなかった大正時代ですが、
「大正モダン」という言葉があるように、この時代には都市文化や大衆文化が発展し、
モダンな芸術文化や生活様式が人々に広まっていったとされています。
都市の発展と共に、建築様式もそれまでの木造・レンガ造りから、鉄筋コンクリート造の建物が増えていったそうです。
東京駅なんかは大正時代の建物の象徴として知られていますよね。
近代化する日本の始まりの頃だったのが大正だったのかもしれませんねぇ。
窓の外に見える市電の景色も素晴らしいし、昔懐かしいオルガンが置いてある店内のインテリアも素敵です。
長崎次郎喫茶室のメニューはこちら
さて、そんな長崎次郎喫茶室ですが、
メニューはこんな感じになっています。
基本的にはコーヒーやドリンクにスイーツメニューが中心で、
食事メニューといえば限定20食の「ナポリタン」や、「ビーフカレー」があるくらいになります。
限定のパフェなんかもありますよ〜
プリンがなんとも言えないストライクな美味しさだった
というわけで、今回は「珈琲牛乳」と「クラシックプリン」、
さらには「次郎風フレンチトースト」を注文してみました。
この空間にクラシックプリンというのが非常にシャッターボタンを押す指に力を込めさせてくれますねぇ。
そして想像よりもプリンはボリューミーです。
これが僕の好きな方向のプリンで
卵感が強すぎず、ボソッともしていなくて
滑らかクリーミー(硬)となっております
卵濃厚寄りではなく、生クリーム・ミルク系のプリンがお好きな方にはクリティカルヒットするんじゃないかと思います。
めっちゃ美味いです
続いて次郎風フレンチトースト
しっかり目にシナモンパウダーが振ってありまして、その香りまで「これがモダニズムなのか」と言わしめてしまう説得力が長崎次郎喫茶室にはあります。
クリームを乗せて、シロップもたっぷり含ませて食べるとこれまためっちゃ美味いです。
パンの断面はトゥルントゥルン
食感はもはやプリンとの境目が曖昧になるほどであります。
というわけで、今回は「長崎次郎喫茶室」をご紹介してまいりました。
長崎次郎喫茶室が良いのはスタッフさんたちが親切丁寧というのもポイントです。
ぜひ熊本観光に、ご友人との週末のおでかけ先に訪れてみてはいかがでしょうか♪
お試しあれ♪
店名 | 長崎次郎喫茶室 |
ヨミ | ナガサキジロウキッサシツ |
住所 | 熊本県熊本市中央区新町4丁目1-19 長崎次郎書店2F |
営業時間 | 11:26~18:00 |
定休日 | 不定休 ※公式インスタグラムでご確認ください |
駐車場 | 無 ※周辺のタイムズ9箇所が提携駐車場となります |