【ミック】熊本・八代の駅前にすばらしい雰囲気の喫茶店があります
- 2020.01.10
- グルメ

こんにちは、けんさむです。
最近思うことがあるんですが、1つのことを何十年も重ね続けている人ってやっぱり何事にも代えがたい魅力があると思うんです。
先日、街中にある「珈琲アロー」に行った時にそう感じたんです。
珈琲アローは「琥珀色のコーヒー」で全国的にも有名な喫茶店で、1964年の創業時から変わらぬ味わいを守り続け、今でもマスターがお1人で営業されています。
しかもメニューはホットコーヒー500円の1品のみ(アイスコーヒーすら存在しない)。この珈琲がかなりの曲者で、今まで味わってきたコーヒーの概念がぶっ壊されます。ぜひ気になった方は調べてみてください。たくさんの記事が出てきます。
小さなお店なんですが、こんなところに日本全国から、そして世界中からコーヒー好きが集まってくるんだと、僕の中ではかなり衝撃的だったんです。
いつかまた取材させてもらえないかなぁ。
そして今回は、これまた熊本の重要文化財クラスの喫茶店をご紹介したいと思います。
八代の「ミック」です。
ここは重厚感のあるレトロな雰囲気が抜群なんです。
マスターのお人柄も素敵だし、料理もうまい。カレーもうまい。
創業50年以上を誇る八代の人気店をご紹介していきたいと思います。
趣深い喫茶店「ミック」は唯一無二の存在だ
というわけでやってきましたのは熊本・八代駅前です。
「ミック」は八代駅から歩いて30秒の好立地。
駐車場もたっぷりあります。
どうですかこの店構え。どーんと歴史を感じます。
カランコロンカラン、と言ったかどうかは覚えてませんが、そんな音が聞こえてきそうでしょう。
店内に1歩足を踏み入れるともうそこは別世界。
素晴らしい雰囲気です。これぞ喫茶店。カフェじゃないのよ喫茶店。
朝9時の開店とともにどんどん地元のお客さんがやってきます。その1人1人に丁寧に挨拶をするマスター。
みなさん、自分の定位置があるかのように席に吸い込まれていき、思い思いの時間を過ごします。
この方がマスターの出水さん。半世紀以上もこの場所でミックを続けておられます。
ジャズミュージックやアートを愛する店主のこだわりが詰まった店内には心地よい音楽と独特な空気感が流れます。
接客が丁寧でとても活気があるのがミックの魅力の1つ。
スローな店内にハキハキとした店員さんの声が響いてくるもんだからそのギャップに驚かされます。
ミックのメニューはこちら
さて、そんなミックですが、どんなメニューが待ち構えているかといいますとこんな感じです。
モーニングは9時から11時半まで。650円で自家製のパンやサラダ、目玉焼きが付いてきます。もちろん珈琲付き。
ページをめくっていくと自家製のケーキなどもあります。
お料理メニューはこちら。
名物のビーフカレーは800円。
カツカレーは900円。
限定10食だという「日替わりごはんセット」はコーヒー付きで1,350円。
寒い季節の11月〜3月は「にしん蕎麦(1200円)」なんかも隠れた人気メニューなんだそうですよ。
ビーフカレーが辛くてフルーティで美味すぎた。
気さくなマスターと会話を楽しみながらお料理やコーヒーを待ちます。
店内にはアートに関する書籍や資料がたくさんあって、これをぼーっと眺めているだけでも非日常感を味わうことができます。
そしてやってきましたビーフカレー。シンプルな見た目で、真ん中に大きな牛肉が乗せられています。
このビーフカレーがうまいんですよ。
口に含んだ瞬間はフルーティな味わいが広がるんですが、次第に辛さが主張してきます。
けっこう辛口です。
カレーは朝の9時から注文することもできるので朝カレーでもいいですねぇ。
唯一無二の空間でいただく安定感たっぷりのビーフカレー。至福のひとときです。
ビーフがほろっほろに崩れていきます。
サラダが付いて800円のビーフカレー。ミックに行かれた際には注文してみてください。
自家製のパンが付いてくるモーニングが有名ですが、日替わりランチも美味しいそうです。
次回はランチも食べてみたいなぁ。
丁寧に淹れてもらえるコーヒーもうまい。
八代のミック、いろんな楽しみ方ができる喫茶店です。恋人を連れて昭和の喫茶店にタイムスリップしてみるのも素敵な週末の過ごし方かもしれませんよ♪
ぜひ、おためしあれ♪
店名 | ミック |
ヨミ | ミック |
住所 | 熊本県八代市萩原町1丁目2-7 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | あり |